伝える!震わす!書く力。11
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「書く力」には語彙力は欠かせない。語彙が豊富であるほど、文章は読みやすく、そして魅力的なものとなる。2020年3月1日(日)まで全12回でお届けする特集「伝える!震わす!書く力。」の第11回は、慣用句や接続詞のバリエーションなど、あなたの語彙を豊かにする「ことばのデータ集」である。ぜひ活用してほしい。

「週刊ダイヤモンド」2019年12月21日号の第1特集を基に再編集。肩書や数字など情報は雑誌掲載時のもの

ビジネスパーソンは
言葉のレパートリーを増やすことが肝要

語彙力(ごいりょく)」は、ビジネスパーソンに欠かすことのできない能力だ。語彙力の定義はさまざまだが、ここでは「言葉のレパートリーが豊富であること」と定義しよう。

 取引先から届く紋切り型(決まり切った型式)のメール、上司からの無味乾燥な淡々とした指示書、部下からの誤字脱字ばかりの提案書……。文章に知性や工夫が感じられないと、「この人と仕事をしていて大丈夫だろうか」「契約書にサインをして本当によいのだろうか」と不安になるだろう。

 ワンパターン化を避け、相手の信頼を獲得する文章を書くためには、言葉のレパートリーを増やすことが肝要だ。ただし、覚えたての言葉をたどたどしく使ったところで、相手の心には響かない。むしろ違和感しかないだろう。

 多くの言葉に触れ、言葉を吸収することで、日頃から「ことば貯金」をしておく。そしてためておいた言葉を少しずつ使いながら、自分なりの言葉の使いかたや組み合わせ方法を見いだしていくことが大切だ。

 次ページは、「接続詞バリエーションリスト」「尊敬語・謙譲語・丁寧語」「間違えやすい名字」「歴を表す言葉の由来」といった、あなたの語彙を豊かにするための「ことばのデータ集」である。また、毎年話題となる「国語に関する世論調査」に関する文化庁へのインタビューも掲載した。