ジョー・バイデン米大統領は23日の東京での記者会見で、ロシアによるウクライナ侵攻では米軍を派兵しなかったが、台湾防衛のため米政府は軍事行動を取るのか問われた際、「イエス」と応じた。また「それがわれわれの約束だ」とも続けた。  中国が台湾を攻撃した場合の対応について、米国は数十年にわたり、「戦略的曖昧(あいまい)さ」を維持してきた。だがバイデン氏がこの方針から逸脱した発言をするのは今回、ここ1年間で3度目となる。  バイデン氏による過去2回の発言と同様、ホワイトハウスは今回も米政府の方針に変更はないと述べた。