「お金は欲しいけど、あんまり仕事はしたくない」「仕事はキライじゃないけど、一生お金のために働くのはイヤだ」
そんな思いが少しでもあるのなら参考にしたいのが、入社4年目の26歳でFIRE(経済的自立と早期リタイア)を果たした遠藤洋氏の著書『投資をしながら自由に生きる』(ダイヤモンド社)だ。仕事をしながら小型株集中投資によって資産を築いた著者が、「最速でお金から自由になる」ための秘策を伝授! さらに、お金にも時間にも場所にも縛られず、好きなことで楽しみしながら収益を得て、自分の人生を最大限に満喫する方法を徹底指南する。
※本稿は『投資をしながら自由に生きる』より一部を抜粋・編集したものです。
やってはいけない投資とは?
TwitterやYouTube、Yahoo!ファイナンス、ブログなど、いまは投資情報があふれています。ネット検索すれば、まったく同じ株式相場の事象について、真逆の主張をする“自称専門家”がたくさんいる状態です。
投資詐欺にひっかかったというニュースは、いつの時代もなくなることはありません。自分のお金を守るためにも、投資の基礎知識を身につけておくことが欠かせないのです。
そこで、個人投資家が失敗しがちな「やってはいけない投資」について紹介しましょう。
業者がすすめてくる案件に投資してはいけない
株式投資にしても不動産投資にしても、証券会社や銀行、不動産会社などの業者側がすすめてくる投資案件に儲かるものはないと思ってください。
このような業者は、投資商品を販売して手数料を得ることを生業としています。つまり、投資商品を売って手数料を稼ぐプロであっても、自ら投資をして利益をあげるプロではないのです。
株式投資であれば証券会社や投資顧問会社がすすめてくる銘柄をそのまま購入してはいけませんし、不動産投資であれば不動産販売会社や仲介業者のおすすめ物件をそのまま購入してはいけません。
業者がすすめる投資信託や不動産などは、あなたを儲けさせるための商品ではなく、あくまで業者が手数料を稼ぐための商品であることを忘れないでください。
投資家に金融商品を売って、確実に得られる手数料で稼ぐという類いのビジネスモデルなのです。
※本稿は『投資をしながら自由に生きる』より一部を抜粋・編集したものです。