「稲盛和夫の成功の方程式」が導く一流の条件、熱意・能力より大事なのは?Photo:PIXTA

熱意や能力が高いだけでは
良い経営者にはなれない

小宮一慶・小宮コンサルタンツ代表小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 前回、経営者の読書をテーマにしたコラムで、読書の一つの目的は、「何千年もの間、多くの人が正しいと言ってきたことを学ぶ」ことだとお伝えしました。そして、このことに関しては学んだことを身につけるために同じ本を繰り返し読む「重読」をお勧めしました。

 経営者が「技」だけを学んでも、良い経営者になれるわけではありません。皆さんは良い経営者になる必要があるのです。経営コンサルタントの大先輩・一倉定先生も、「会社に“良い会社”“悪い会社”はない。あるのは、“良い社長”“悪い社長”だけだ」とおっしゃっています。会社の善し悪しは経営者で決まり、良い社長、悪い社長の違いは、ベースの部分の考え方にあるのです。

 京セラの創業者・稲盛和夫さんの有名な「成功の方程式」というものがあります。