米ファストフード大手マクドナルドがロシアで展開するチェーン店を閉鎖した直後、地元のあるハンバーガーチェーンは、この有名ブランドを象徴する赤と黄色、そして「マック」で始まるロシア語を付けた新しいメニューを導入した。ブラック・スター・バーガーの共同創業者ユーリ・レビタス氏によれば、ロシア語で「マキシマム・メニュー」を意味する名前を付けたこのプロモーションは、マクドナルドがロシアから撤退する際に注目を集めたことを利用したものだ。レビタス氏は「われわれは注目され、うまくいった」と述べた。ロシア企業は、ウクライナ侵攻後にロシアを撤退した西側企業のブランドを模倣したり、盗もうとしたりしている。ロシア政府は西側諸国による制裁や企業の撤退を違法な経済戦争と見なしており、こうした地元企業の取り締まりを行っていないようだ。