「お金は欲しいけど、あんまり仕事はしたくない」「仕事はキライじゃないけど、一生お金のために働くのはイヤだ」
そんな思いが少しでもあるのなら参考にしたいのが、入社4年目の26歳でFIRE(経済的自立と早期リタイア)を果たした遠藤洋氏の著書『投資をしながら自由に生きる』(ダイヤモンド社)だ。仕事をしながら小型株集中投資によって資産を築いた著者が、「最速でお金から自由になる」ための秘策を伝授! さらに、お金にも時間にも場所にも縛られず、好きなことで楽しみしながら収益を得て、自分の人生を最大限に満喫する方法を徹底指南する。
※本稿は
『投資をしながら自由に生きる』より一部を抜粋・編集したものです。

【たった4年でFIREできた元会社員が教える】<br />アナタにとって今の仕事は本当に正しい選択なのか?イラスト:伊藤ハムスター

あなたが仕事でお金をもらえる真の理由

【前回】からの続き

「本当の自由」を手にするためには、仕事の定義も見直す必要があります。仕事とは本来、自分の「時間」を提供することではなく、世の中に対して「価値」を提供することです。価値を提供することとは、もっとシンプルにいうと「誰かを喜ばせること」です。

そもそも、「なぜ仕事をするとお金をもらえるのか?」ということを考えてみたことはあるでしょうか? その答えは、「あなたの仕事によって、誰かが喜んでくれたから」なのです。世の中に「価値」を提供することによってお金をもらうという発想を持つことが、労働の時間単価を圧倒的に押し上げることにつながります。

そのためには、そもそも「何を仕事にするのか」が非常に大事です。これは、旅行でいうところの「移動手段を何にするか?」にあたります。

仕事を間違えると自分の理想にはたどり着かない

【たった4年でFIREできた元会社員が教える】<br />アナタにとって今の仕事は本当に正しい選択なのか?

たとえば、3日以内に東京からニューヨークに移動したい場合、必然的に移動手段は飛行機になるでしょう。ところが、3日以内に東京からニューヨークに移動したいにもかかわらず、自動車や船に乗ろうとする人が本当に多いのです。

この移動手段と同じように、仕事でも乗り物を間違えると、どれだけ頑張っても目的地にたどり着かないのです。

「いまやっている仕事の先に、理想の未来はあるのか?」と自問自答してみてください。もし、「仕事の選択を間違えているな」と感じたときは、別の仕事に乗り換えることを検討しなければいけません。

※本稿は『投資をしながら自由に生きる』より一部を抜粋・編集したものです。