中国のビデオゲーム企業が米国など国外市場に進出する動きを加速させている。背景には、国内での規制当局による締め付けやユーザーの伸び鈍化がある。  世界最大のビデオゲーム開発会社であるテンセントホールディングスは、中国外のビデオゲームスタジオの買収やこれらスタジオとの提携を強化している。中国第2位のゲーム開発会社である網易(ネットイース)は、国外に新たなゲームスタジオを開設した。miHoYo(米哈游)やLilith Games(莉莉絲遊戯)といった新興企業は、世界中のプレーヤーにゲームを提供するパブリッシングブランドを立ち上げている。