米ミシガン州で謎の病気による犬の突然死が相次いでいる。当局が発表した。嘔吐(おうと)や食欲不振などの症状について原因が特定できず、調査担当者らを困惑させている。地元当局は今月、犬が吐いたり、血便を出したりしているという複数の報告を受けたと発表。主に子犬だったいう。ミシガン州北部の動物保護センターによると、オツェゴ郡では20匹以上の犬が死んだという。州獣医学長官のノラ・ワインランド氏は22日、初期段階の調査では一部の犬が犬パルボウイルスに感染していた可能性が示されたと述べた。病気については調査が続けられている。米獣医師会(AVMA)によると、犬パルボウイルスは主に子犬の間で胃腸の病気を引き起こす、極めて感染力の強いウイルスだ。犬同士の接触や、汚染されたふんに触れることなどで感染が広がる。
米ミシガン州で犬の突然死相次ぐ、謎の病気拡大か
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