米紙ニューヨーク・タイムズのジャーナリスト組合による分析で、同社で働く有色人種の社員が数年来、パフォーマンス・レビュー(人事評価)で白人の社員よりも平均的に低い評価を受けていたことが分かった。  同社の6段階評価のうち上位2段階のどちらかを受けた黒人社員の人数は白人社員よりも39%少ない一方、下位2段階のどちらかの評価が付いた黒人社員は白人よりも60%多かった。ヒスパニック系は上位の評価が44%少なく、下位の評価が74%多かった。アジア系は上位が26%少なく、下位2段階のどちらかを受けた社員が37%多かった。