米政府当局者らによると、イラン政府は2日、前日に押収した米軍の海上ドローン2機を返却したが、搭載されていたカメラの行方が分かっていない。イラン政府がカメラを保有しているのか、あるいは紅海上でドローンを押収し、その後海上に戻した際に落下したのかは不明だという。同当局者らは、ドローンに搭載されているカメラ、レーダー、その他の機材について、いずれも機密技術を使用したものではなく、市販のものだとした。一方でカメラやドローンを押収して精査することにより、同システムの機能をより把握することは可能だとも述べた。米政府は昨年10月から海上ドローンを現地に投入。ドローンは23フィート(約7メートル)の大きさで、風力や太陽光をエネルギー源としカメラやレーダー、センサーなどを搭載している。
イラン、米の海上ドローン返却 カメラは行方不明
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