米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを進めていることで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は近く、金融政策のルールが示唆する「あるべき水準」近辺に到達するだろう。クリーブランド地区連銀が先頃公表した報告書によると、政策金利の理想的な水準は第3四半期が3.67%で、来年の第3四半期には4.15%に上昇する。FF金利の誘導目標は現在、2.25~2.5%だ。FRBは9月20~21日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.5ポイントか0.75ポイントの利上げを決める見通しだ。0.75ポイントなら、政策金利は3~3.25%に上がる。この水準でもルールが示唆する適切な水準をなお下回るが、FRBは11月と12月にも追加利上げに踏み切ることがほぼ確実視されている。
米金利の「適切水準」 FRBが近く到達か
クリーブランド地区連銀の報告書によると、政策金利の理想的な水準は第3四半期が3.67%
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