NISAや、つみたてNISAをなんとなく始めてしまったけど、「買いたい投資信託がない」「ポイント付与の条件が不利になった」などの理由で変更したい人もいるのでは? NISAとつみたてNISAの口座開設のステップと、変更したい場合の手続き方法とは?

NISA、つみたてNISA口座の2023年の開設手続きは10月から!変更手続きはいまの口座の書類が必要23年のNISA口座の開設手続きは10月からできる。今の口座で買いたい投資信託がない場合は金融機関の変更も検討しよう。 イラスト=山崎真理子

1人1口座の確認ステップで時間は少しかかるが簡単

 来年こそNISAやつみたてNISAにトライしよう思っている人は、そろそろ口座開設の準備をしておこう。一般口座とNISA口座の開設で気をつけておくべき違いは、NISAは口座開設までに1~2週間の時間を要する点だ。というのも、申込んだ人の市区町村の税務署への確認作業が必要だから。

 一般口座は複数の証券会社で開設できるが、NISAやつみたてNISA口座は1つの金融機関でしか開けない。このため、申込みを受けた金融機関は、その申込者が他の金融機関でNISA口座を開設していないか確認する必要があるのだ。その確認作業に1~2週間かかるわけだ。

 他の金融機関で開設していないことが税務署で確認されると、晴れて口座開設となる。すでに他の金融機関にNISA口座を開いていた場合は、税務署から金融機関にその旨が伝えられNISA口座の新規開設は不可となる。

変更する場合はいまNISA口座がある金融機関から「離婚証明」をもらう必要がある

 2023年分からのNISAおよびつみたてNISA口座の開設は、2022年10月1日から手続き可能だ。金融機関の変更もできるので、変更したい人は手続きしよう。

 では、口座を変更したい場合、具体的な手続きはどうすればいいか。

 NISAの1人1口座という仕組みは、結婚の仕組みと似ている。そう、離婚が成立しないと別の人と結婚できないのと同じで、NISA口座の変更も、まずいまNISA口座のある金融機関から、離婚証明に当たる「非課税管理勘定廃止通知書」をもらう必要がある。そして、その書類とともに新しい口座を開きたい金融機関でNISA口座の開設を行う(つみたてNISAも同じ)。

「銀行でうっかりNISA口座を開設してしまったけど、株を買いたいから証券会社で開きたい」「買いたい投資信託がいまの金融機関にはない」「ポイント付与の条件が変更になったので魅力がなくなった」など変更したいの理由はさまざまだろう。来年からNISAやつみたてNISAの金融機関を変更したい人は2022年のうちの準備しておこう。

NISA、つみたてNISA口座の2023年の開設手続きは10月から!変更手続きはいまの口座の書類が必要NISAとつみたてNISAは1人1口座しか開けない。手続きには1~2週間かかるので、年内に準備しておこう。
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