フェイスブックを傘下に持つ米メタ・プラットフォームズは、多くの従業員が在宅勤務を続ける中、一部のオフィスを縮小する計画だ。大手企業の間では、ハイブリッド勤務の導入に伴い、オフィス用不動産を見直す動きが広がっている。メタのグローバル施設・不動産担当バイスプレジデントのジョン・テネインズ氏はインタビューに応じ、オフィスのレイアウトを一部変更し、デスクやチームをグループ化して従業員同士の距離を効果的に近づける計画だと述べた。オフィス空間をよりダイナミックにすることを目指すという。「われわれの任務のひとつはスペースの再調整だ」とし、「従業員数は変わらないが、より小さなオフィス空間を築いていく。スペースが小さくなることで、より多くのエネルギーが生まれ、アクティビティが活発になり、建物に新たな息吹を吹き込むことを望んでいる」と述べた。