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落ち着きがない、集中力が続かない、急に怒り出す。発達障害やグレーゾーンの子どもに見られるこうした問題行動は、姿勢を整えることで変わる可能性がある。アスレチックトレーナーの視点から、家庭でできる具体的な運動方法を紹介する。※本稿は、池上 悠『子どもの気になる言動が改善する からだの使い方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。
姿勢づくりの土台となる
「体幹」運動とは?
姿勢づくりで大切なのが「体幹」運動です。
体幹とは、頭・首・手足を除いた胴体部分の肩まわり・おなか・背中・骨盤まわりのことで、身体の中心をつくるエリアを指します。ここがしっかり働くことで、背すじが自然に伸び、無駄な力みのない姿勢を保てるようになります。
体幹は文字通り、身体の「幹」です。木の幹が枝葉を支えるように、体幹が安定することで、手足の機能も適切に発達していけます。
また、私たちの身体はじっとしているだけでなく、日常的に動いています。
体幹が安定していると、手足の動きも無駄なくスムーズに動けるようになり、走る・投げる・蹴るといった動きも上手にできます。
反対に、体幹が不安定だと、動きがブレやすくなります。ケガのリスクや、安定した姿勢をキープするために力を過度に使うことになり、疲れやすさにもつながってしまうのです。
体幹は、身体を支える「幹」であると同時に、動きを支える「支点」としても役割を持っています。そのため、体幹運動は正しい姿勢づくりの基礎であり、あらゆる運動の土台となります。
体幹が安定すると、身体全体の動きがスムーズになるため、あらゆる運動の準備段階としても重要な役割を果たします。この安定性が、ぎこちない動きの改善にもつながっていくのです。







