2022年7月29日に開催された「ダイヤモンド・オンライン 経営・戦略デザインラボ」のオンラインイベント「グローバル時代の組織と経営システム」。その中のパネルディスカッション「ワールドクラスの経営を実現する組織をいかにつくるか」において、谷村圭造氏(アサヒグループホールディングス 取締役 兼 執行役員 CHRO)、横田貴之氏(資生堂 取締役 兼 執行役員 兼 CFO)、横山之雄氏(日清食品ホールディングス 取締役 兼 CSO グループ経営戦略責任者 兼 常務執行役員)と豪華なメンバーが集い、活発な議論が繰り広げられた。ファシリテーターの視点であらためて整理すると、そこから3つのポイントが浮かび上がった。(ボストン コンサルティンググループ パートナー&アソシエイト・ディレクター 日置圭介、構成・文/相澤摂)
日本における「成長」を
どう考えていくのか?
アサヒグループホールディングス、資生堂、日清食品ホールディングスと、日本を代表する消費財企業のエキスパートが登壇したパネルディスカッション「グローバル時代の組織と経営システム」(イベントの模様は前編と後編に分けて掲載しています)。
日々、グローバルに挑み続ける皆さんのお話は迫力に満ちたものでした。同時に、まだ道半ばという挑戦者としての姿勢に、さらなる進化の可能性を感じました。本記事では、パネルディスカションのポイントを、ファシリテーターの視点であらためて整理。3つのポイントが浮かび上がってきました。