子どもを中・高・大と私立に通わせながら
いつかはセミリタイアを視野
今回の相談は、正社員として働いているFさん(40歳、女性)からです。
Fさん夫婦は共働きで、現在は株式などを含めて3400万円の金融資産があります。今後も年間250万円程度の貯蓄をする計画ですが、子どもを中学・高校・大学と私立に通わせたいと考えており、教育面でかなりの出費が想定されます。
それでも、いつかはセミリタイアしたいというFさん。余裕ある老後生活を送るためには、ご自身があと何年くらい正社員で働く必要があるのか、お悩みです。
【家族構成とそれぞれの年齢】
夫 48歳
Fさん(妻) 40歳
子供 4歳
【世帯収入(月額または年額)】
計1050万円
夫 750万円
Fさん 300万円
※株の配当およびキャピタルゲインで50万円の追加収入あり
※Fさんは現在、時短勤務中。子どもが中学校に上がるとフルタイム勤務に戻し、年収350万円にアップ予定
【月間支出】
計33万円
光熱費、子どもの保育園費、車関係の費用、個人年金の積立金など:計24万2000円
住宅ローン:7万2000円/33年払い(現在7年目)
管理費:1万2000円
駐車場代:4000円
【年間支出】
計470万円
※上記の33万円×12カ月に加え、以下の支出が発生
電化製品などの大きい買い物:60万円
固定資産税:14万円
【貯蓄】
計3400万円
・定期預金
夫 900万円
Fさん 800万円
・証券口座(株式・積立NISA・ジュニアNISA運用)
夫 800万円
Fさん 650万円
子ども名義の口座 100万円
・iDeCo
夫のみ 150万円 (2万3000円/月)