婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 人気マナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。マナー講師として活動される中で、「これはマナーではないのですが……どうすればいいでしょうか?」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを集めて紹介したもの。今回はその中から、ホテルで一度案内された部屋が気に入らないとき、どうするか?について紹介していきます。
正当なリクエストや主張は堂々と伝える
お願いやクレームを伝えることに遠慮や躊躇してしまう方は少なくないですね。
しかし、どんなときでも我慢して、黙ってにこにこしている人が品がいい、ということではありません。
案内された部屋が何らかの理由で気に入らないときは、きちんとホテル側に伝えましょう。
言いにくいときは、「相談」という形にするとやわらかく伝わります。
「ご相談させていただきたいのですが」
「ご相談すべきか迷ったのですが」
から始めてみるといいでしょう。
また、相談していいことなのか、我慢すべきことなのかがわからない……ということであれば、下記のようなことは、通常問題なく相談できることですから、参考にしてみてください。
《相談して問題ないこと》
- 部屋の広さや造り
- 廊下や隣の部屋の騒音
- 窓からの景色
- 部屋のインテリアのイメージの違い
- エアコンの不具合
- 水道やお湯の不調
- 禁煙室なのにたばこ臭いなど、部屋のにおい
主張していいところと、我慢すべきところの線引きが、きちんとできるのが大人の女性です。
『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!