筋肥大を目的とする筋トレにおいては、回数ではなく負荷の強度を上げることが重要となるわけです。例えば腕立て伏せなら無反動に徹し、一回一回本気で身体を押し上げるよう努めれば、仮にマッスルアップができなくても限界を感じことができるでしょう。逆に負荷が大きすぎる場合には、上げられる回数上げられるところまで上げるカタチで、100回頑張るといった感じで限界までチャンレンジしてください。

 いずれにしても、目標の数だけ継続して行えるようにできたのち、その回数を増やしたり、お子さんに背中に乗ってもらったりして、さらに負荷を上げるようにすればいいでしょう。

 このように自重トレーニングは工夫さえすれば、いくらでも強度が上げられるとも言えるのです。それでは、そんな楽しさもメリットにしながら、以下の種目を根気強く取り組んでください。

まとめ

 トレーナのレップ数を参考にしつつ、個人の能力に応じた回数を意識して、十分にハードに感じられるだけのトレーニングとなればOKです。常に正しい姿勢を保つことに集中すれば、経験豊富な人にとってもじゅうぶんな燃焼を感じられるトレーニングとなるでしょう。

Source / Men’s Health US
Translation / Kazuki Kimura
※この翻訳は抄訳です。

By Hikaru Sato and Paul Sklar, C.S.C.S.

トレーナー / ポール・スカラー(Paul Sklar)
ニューヨークの「プリスクリプティヴ フィットネス」というジムのオーナーで、現役のプロトレーナー。元「デュアスロン(複合競技の一種で、ランニング、自転車ロードレース、ランニングを順に行い順位を競うスポーツ)」のプロ選手。インスタグラムでは69万のフォロアーをもち、SNSでも日々トレーニング方法を配信。
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