米グーグルのスマートフォン「ピクセル4」の宣伝のため同社とラジオ・娯楽大手アイハートメディアがラジオのパーソナリティーに不当に推奨させていたと複数の州・連邦当局が申し立てていた問題で、両社は28日、940万ドル(約13億1000万円)を支払って和解することで合意した。米連邦取引委員会(FTC)および7州の司法長官との和解では、両社が同様の不当な伝え方をすることを禁じた。合意した7州は、アリゾナ、カリフォルニア、ジョージア、イリノイ、マサチューセッツ、ニューヨーク、テキサスの各州。FTC消費者保護局のサミュエル・レバイン局長は「グーグルとアイハートメディアはインフルエンサーに金銭を支払い、使ったことがない製品の宣伝をさせていた。これは適正広告規則をあからさまに軽視していることを示している」と述べた。