米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは大掛かりな支出の決断についての管理を一元化する取り組みで数カ月前からコンサルティング会社マッキンゼーと連携していたが、これがクリエーティブ担当幹部の反発を招いた。関係筋が明らかにした。ディズニーの取締役会がボブ・チャペック最高経営責任者(CEO)を解任しロバート・アイガー氏をCEOに復帰させた11月20日まで、何週間にもわたり、この計画についての話し合いが進んでいた。関係筋によると、クリスティン・マッカーシー最高財務責任者(CFO)が広範なコスト削減策の陣頭指揮をとっていた。これは取締役会から評価され、チャペック氏がゴーサインを出したという。