自分の好きなように生き、自由であり続けるために、四角大輔は何をしたのか?
ロバート・ハリスが送る、プレミアム世代へ向けた文化情報発信ラジオ番組Otona no Radio Alexandriaのゲストとして『超ミニマル主義』の著者・四角大輔氏が登場(2022年10月5日)。レコード会社のプロデューサーとして活躍しながら、その生活を捨てて40歳でニュージーランドの自然の中に移住した話や、自身の働き方スキルをまとめた最新刊『超ミニマル主義』などについて語り合っていただいた。今回は対談の後編。(この記事は、放送内容のダイジェスト版です。構成:編集部)

自由であり続けるために、自分に課した3つのこととは!?【ロバート・ハリス×四角大輔】

自然界を生き抜くサバイバル能力を極めれば、あとのことは簡単

ロバート・ハリス(以下、ハリス) いま、リクエストしてくれた曲、Jason Mrazの「3 THINGS」って「3つのこと」という意味だけど、大輔君も3つの条件を自分の中で課したんだよね。

四角大輔(以下、四角) ニュージーランドに移住するまでに、3つのサバイバル能力を身につけようと決めたんです。1つ目は生活能力。僕は「暮らしのサバイバル能力」って呼んでいるんですけれど、家事炊事すべて完璧にできるようにしようと。全部できれば、1人でも生きていけるじゃないですか。家事できます?ハリスさん。

ハリス できない。

四角 興味なさそうですもんね(笑)。

2つ目はビジネスにおけるサバイバル能力。手に職をつけるだけでなく、お金や資本主義の仕組みをわかっていないと、搾取される側に回ってしまう。働くことで実地勉強できますが、体系的には学べない。勉強嫌いだった僕が、読書とセミナーにお金と時間を投資し、10年以上かけて必死に勉強したんです。

ハリス なるほど、3つ目は何だっけ?

四角 自然界を生き抜くためのサバイバル能力です。

ハリス まさに今活用してるわけだね。

四角 そうです。これは釣りやキャンプや農業体験など、これまでの自然体験すべてが生きています。「暮らしのサバイバル能力」は、「自然界を生き抜くサバイバル能力」に直結していて、これらを極めれば「ビジネスのサバイバル能力」は容易に身につけられることがわかりました。

ハリス 自然がやっぱりいちばん難しい?

四角 難しいですね。

ハリス でもいま畑も持っているし、それから山行くとベリーなんかもあるし。釣りもプロ並みに上手いよね。

四角 釣りはプロになっちゃったんですよ。スポンサーが付いて。

ハリス すごい!そして、子どももできた。

四角 そうなんです。50歳にして父親になったんですよ。周りからは「50代でお父さん大変だね」って言われるんですけれど。

ハリス 俺と同じだよ。全然大変じゃないよ。大丈夫。

四角 勇気が出て来ました。ハリスさんも50歳で初めて父になったっていうのは嬉しい。

ハリス これからすごく楽しいし、50っていうと人生そんなにね、忙しくないのよ。

四角 ああ、たしかにそうですね。

ハリス ゆとりをもって周りを見られるし、愛情を注げる時間があるのは絶対いいよ。男の子?

四角 男の子ですね。

ハリス 最高じゃん、サバイバル術をどんどん教えてあげられるし。

四角 そうなんですよ。子育てがめっちゃ楽しくて、今までやった仕事、遊び、全部含めて、いちばん難しくて、喜びが大きいですね。

自由であり続けるために、自分に課した3つのこととは!?【ロバート・ハリス×四角大輔】ロバート・ハリス (写真・右)
作家、ラジオ・ナビゲーター
1948年横浜生まれ。1971年上智大学卒業、東南アジアを放浪し、バリ島に1年、オーストラリアにのべ16年滞在する。シドニーでは、書店&画廊「エグザイルス」を経営した。香港で映画製作にたずさわり帰国、FMラジオ・J-WAVEなどのナビゲーターとして注目され、執筆業でも活躍。著書に『エグザイルス 放浪者たち すべての旅は自分へとつながっている』『ワイルドサイドを歩け』『人生の100のリスト』『英語なんてこれだけ聴けてこれだけ言えれば世界はどこでも旅できる』などがある。InterFMでプレミアム世代へ向けた文化情報発信ラジオ番組「Otona no Radio Alexandria」(オトナ・ノ・ラジオ・アレキサンドリア)を担当。