初詣と一緒にしないほうがいいこと

初詣の際の参拝の作法は、特別なことがあるわけではなく、服装なども含め、通常参拝と同じと考えていいでしょう。

しかし、初詣は多くの人が参拝に訪れますから、神様も大忙し。

むしろ祈願は手短かに、住所、名前、「よろしくお願いします」のみ心の中で唱えて、場を次の方に譲りましょう。

お賽銭の金額も、初詣だからといって奮発することはありません。以前の記事でおすすめしたように、115円でよいでしょう。

多くの方は、初詣ばかりを特別に考えますが、それよりも日頃からできるだけ神様にご挨拶にいくほうが神様に願いは通じるものです。

また、とても大切なことですが、お礼参り(年末詣)は、初詣とは分け、大晦日に一年のご挨拶のけじめとして参拝するのが基本です。

12月31日は年越しの大祓の日。神社を参拝して1年の厄を落とし、心身を清めた状態で新たな年を迎えましょう。

もし参拝がまだでしたら、今年1年間のお礼をお伝えするために、神社に足を運んでみてくださいね。

神様の御加護溢れる、よい年を迎えましょう!

『旬のカレンダー』では、普段の生活のなかの、衣食住にまつわる「これやりたかったのに、もう過ぎてる!」「もっと早く知っていれば!」と思うようなことを400個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、旬のものを味わい、年中行事をたのしむことは、慌ただしい日々のなか、少し立ち止まって心を落ち着けてくれるだけでなく、開運にもつながります。行うだけで開運につながる年中行事のほか、季節料理、旬の野菜、魚、菓子、花、など、暮らしと心を豊かにしてくれる様々なことを紹介しています。参考にしてみてくださいね。