米連邦準備制度理事会(FRB)は14日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.5ポイント引き上げ4.25~4.5%とすることを決めた。また、高インフレを抑制するため、今後数回の会合で利上げを継続する姿勢を示唆した。FRBは前回まで4会合連続で0.75ポイントの大幅利上げを実施しており、今回の利上げでFF金利は15年ぶりの高水準に達した。大半のFOMCメンバーは、政策金利が2023年に5~5.5%に達すると見込んでいる。この中央値に達するまで、あと0.75ポイント引き上げられることを意味する。9月時点では、23年末までに4.6%近辺に達すると予想されていた。