ドーミーイン札幌ANNEXPhoto:PIXTA

ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、ビジネスホテル「ドーミーイン」で、名物“夜鳴きそば”の提供を担当した。人気ホテルチェーンのホスピタリティーを大いに実感したバイト体験をレポートする。(ライター みやーんZZ)

ドーミーイン名物
“夜鳴きそば”業務を担当

 氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。いつものようにアプリで仕事チェックしていると、ビジネスホテルチェーン「ドーミーイン」が夜の2時間だけレストランの求人を出しているのを発見。明確には書かれていませんが、「これは“夜鳴きそば業務”だ」と察し、即申し込みました。

 夜鳴きそばとは、ドーミーインで夜9時30分から11時まで宿泊者に無料で提供される特製の醤油ラーメンです。宿泊した際に食べたことは何度もありますが、提供する側になるのははじめて。大人気ホテル、ドーミーインの裏側がどうなっているのかも含め、興味津々です!

 勤務開始時間にホテルのレストランに入ると、社員さんが「よく来てくださいました」と出迎えてくれました。事務所に通され、制服に着替えるのですが、ちゃんと僕の名前が入った名札まで用意してくれていてありがたい限り。ドーミーイングループの一員として、短時間ですが全力を尽くそうと気が引き締まります。

 着替え後、厨房で業務説明を受けます。担当するのはやはり、夜鳴きそば業務!社員さんと僕の2人で行います。社員さんは調理、僕はお客様の呼び込み、列整理、食器の片付け、テーブル清掃の担当となりました。