公務員試験と一般企業との併願で
気を付けたいこと

 一般企業との併願も選択肢の一つだ(下図参照)。

 公務員試験の勉強は、3年生の4~6月に本格始動する人が多い。3年の3月までに試験対策を行いながら、3年生のうちに公務員の面接で使う「面接カード」を準備するなど、計画的に就活を進めよう。

 一般企業と併願するなら、企業へのエントリー時期が重なる。3年3月には、市区町村の一部で一般職、国家総合職、東京都特別区などがエントリーを締め切る。公務員試験自体は、国家総合職が4年生4月、東京都特別区では同5月、その他の大多数は7月に開催される。

【ここにも注目!】民間企業を志望する学生に積極的にアプローチする自治体も。栃木県宇都宮市や神奈川県藤沢市は、民間で使われるSPI3試験導入のほか、申し込み受け付けの日程を早めに設定したり面接を複数回行ったりしている。