数百万のアフガニスタン人に重要な人道支援を提供している複数の援助団体が25日、同国での活動を中断し始めた。タリバン暫定政権が24日、大半の支援組織で女性が働くことを禁止する決定を下したことを受けたもの。国連によると、アフガン人の大半、約2800万人が国際援助に依存している。タリバン政権が非政府組織(NGO)で女性が働くことを認めない方針を発表したことを受け、こうした援助が継続できるかどうかが分からなくなった。タリバンは24日の発表で、援助部門で働く女性が髪を覆うスカーフ(ヒジャブ)着用の義務を守っていないため、今回の措置を講じたと説明。人道支援団体によると、タリバンは後に、この禁止令は保健分野には適用されないと明らかにした。
アフガンで支援団体が活動中断、タリバンの女性参加禁止方針受け
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