米食品医薬品局(FDA)は合法な大麻草由来成分の入った食品やサプリメントの安全性を調査し、そうした製品の規制についての勧告を数カ月後に出す計画だ。複数のFDA当局者が明らかにした。FDAのジャネット・ウッドコック副長官は、大麻草由来成分カンナビジオール(CBD)の安全性についての知識を踏まえると、既存の規制が適切かどうかが懸念されると述べた。またFDAの大麻関連戦略を立案する部門を率いるパトリック・コルノイエ氏は、例えばCBDを長期または妊娠中に毎日食べた場合の安全性を調べたいと話した。将来の生殖能力を巡る懸念にも言及した。米連邦議会は2018年にヘンプ(産業用大麻)とヘンプ関連製品を合法化した。それ以来、CBDオイルのメーカーなどは連邦ルールなしに営業している。独自の規則を打ち出す州もある。
米FDA、大麻成分CBD入り食品・サプリの規制検討
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