転んで痛い時に、「そんなもん痛くない!」「よそ見しているから悪い!」と言われたら、どうでしょうか?
ただでさえ痛くて悲しいのに、ますます辛くなりますよね。
「転んだ子ども」にかける言葉は何?
もしよそ見をしていたから転んだのだとしても、まずは「痛かったね」と寄り添ってほしいと思いませんか?
「それじゃ子どものためにならない」「子どものためを思って怒るべきだ」とおっしゃる親御さんもいますが、「よそ見しないようにしよう」と伝えるのは、子どもの痛みや気持ちに寄り添ってからで遅くありません。
たくさん泣いて痛みが消えてから、落ち着いた状態で伝えてあげればいいのですよ。
痛みや疲れを早く消せる言葉
それと同じで、痛みや疲れが出た時にも自分を責めないこと。
疲れている時に自分を責めるのは、「転んだ時に親から怒られる」のと同等の大ダメージを受けます。
自分を責める代わりに、自分が辛い時に「かけてほしかった言葉」を自分自身にかけてみてください。転んだ時に「よしよし」してもらうだけで痛みが早く消えたと感じるように、「かけてほしかった言葉」を思い浮かべることで痛みも疲れも早く解消できますから。
「もう限界!」のサインを見逃さないで
痛みや疲れは、「もう無理」「この人苦手」「実はもうしたくない(できない)」「もう限界」という1つのサイン。
自分より相手優先で動けたり、頑張れてしまったりするあなたに、体が必死に教えてくれているのかもしれませんね。