晴海フラッグ今年はタワー棟の販売が始まる晴海フラッグ Photo by Yoko Suzuki

蛇の道は蛇、建前だけでは本質は決して分からないのが不動産。そんな業界に首まで漬かった業界人がネット上に集う全国宅地建物取引ツイッタラー協会(全宅ツイ)。暴露ネタ満載の毎年恒例の新春不動産座談会、3日目はタワマン編をお届けする。(聞き手/ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)

座談会参加者 全宅ツイオールスターズ実需チーム

のらえもん @Tokyo_of_Tokyo

湾岸タワマンアナリスト

なめ茸 @c___i___b

マンデベモデルルーム勤務

つばさ(広告費無い部) @linecross0102

都内不動産売買仲介

「管理組合理事への立候補、過半数が
外国人ってタワマンも登場しているよ」

――今回はタワマンの話です。円安で外国人が買うことが増えているそうですね。

つばさ:周りの同業者の話では、外国人からの問い合わせが増えたっていうのはあります。7月以降特に江東区などで多いみたい。シンボリックなものとか東京タワーが見えるとかが主流ですね。僕が普段扱ってる5000万~6000万円のものではないです。1億円超える物件とかでないと。

のらえもん(のら):日本は政治的リスクが安定してるって評価だろうしね。中国とかと違って所有権ももらえるし。運用で見ても、レジ(住宅)で超都心は2%台とかでだけど3~4%取れるのは世界の大都市では他にないからね。しかも円安でバーゲンセールに見える。

なめ茸:超高級レジは売れ行きスピードは関係ないんですよね。絶対的にニーズがあって一発がデカいので。販売コスト鼻くそみたいなもんなんで。売ったもん勝ち。

 タワマンだと、コロナ前には台湾系中国圏の業者が仲介業者として客をツアーで連れてきて爆買いしてたのをよく聞きましたが、今はそういう業者は見ないですね。個人の金持ちが買ってる。一部のタワマンでは一つの販売期あたり1~2割が外国系のお客さんだったとかも聞きますね。

のら:とある百貨店に聞いたのですが、すでにインバウンドの売り上げがコロナ前の8割まで戻っているらしいよ。本命の中国人来てないのに。中国が戻ってきたらあっという間に不動産買いに来ますよね。日本人にとっては高く見えても、外からと見ると違う。22年初来で日本円の価値は3割下がったから、相当安く感じるはず。そういう人たちはオープンハウスは買わないだろうけど、東京タワー前とか渋谷や神宮前とかシンボリックなとこに建つタワマンは買っていくんでしょうね。

――これからタワマンを買う人、住む人はこれまでと異なる人たちが多く来る可能性があるんですね。住民の性質も変わるのかな。他に注目物件などありましたらお願いします!