SNSの総フォロワー数は300万人を超え、YouTube動画の月間再生数は3億回を超え、代表作の『1%の努力』は46万部を超えるなど、現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。彼の最新刊『99%はバイアス』では、「ブレイクの秘訣」を明かし、「どうすれば影響力を持てるのか?」「口のうまい人がトクする世の中で、どう生きるべきか?」などをマジメに語った。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)
あなたは「いい親」ですか?
あなたは「いい親」でしょうか?
何を持って、「いい親」なのか。学力がすべてではないと思いますが、やはり「いい親」の元では子どもが安心して勉強に臨めるのは間違いないことでしょう。
では、子どもの学力は何に影響するでしょうか。
学校の教育方針でしょうか? それとも教師の質? あるいはまわりの友達の影響?
じつは、それらではなく、子どもの学力は「親の影響が80%だ」という研究結果が出ています。
いい親、悪い親の特徴とは何か。それについて述べていきましょう。
「親」の影響力の大きさとは?
日本のメディアで教育問題を報じるとき、誰を「悪者」にするでしょうか。
おそらく「教育委員会が悪いですね」「文部科学省はどうするのでしょうか」「現場の教師は何をしているのでしょうか」と、学校関係者であることがほとんどです。
なぜなら、「親が悪い」ということを言ってしまうと、親たちが嫌な気分がして、そのメディアを見なくなってしまうからです。
結局、子どもは親と一緒に長い時間を過ごすことになります。
親の考え方から影響を受け、親がやっていることを見て育ちます。教育委員会を見て育つわけではありません。
「頭の悪い親」の特徴とは?
子どもに何か問題が起こったり、学力の低下が見られたときは、親の責任を考えるべきです。
それなのに、頭の悪い親は、「学校はサービス提供者だ」と考えてしまっています。
お客様相談室にクレームを入れるような感覚で学校に責任を追及しても、何も変わりません。学校でのいじめ問題や、教師がハラスメントしている場合は別ですが、日常的な学力の問題は親による教育のほうが大事です。
頭の悪い親は、そうは考えません。とにかく、なんでも学校のせいにする。学校を変えれば、子どもがよくなると思っている。
親自身が「自分が悪影響になっている」というバイアスに気づかないといけないんですよね。それが親の頭の良さです。
子どもが問題を起こしたり、学力が落ちているときは、我が身を振り返る「いい機会」だと捉えるようにしましょう。