この本は100万円以上の価値がある!」東証プライム上場社長で現役マーケッターである「北の達人コーポレーション」木下勝寿社長が絶賛。大きな話題となっている一冊の本がある。それが、コピーライティングの第一人者である神田昌典氏が25年の集大成『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』だ。スマホ時代に完全対応し、従来のコピーライティング書の常識を凌駕する本書のポイントを抜粋して紹介する。

書く 考えるPhoto: Adobe Stock

残念な人にならないためのシート

 これまで紹介してきた「PMMサーチシート」は下の表のように、全部で9カテゴリー、23項目ある。

 23項目を調べ、まとめることで、書く前の準備が効率よく、抜け漏れなくできる。

 同時にそれらの情報を総合的に見ることで、PMMの根幹である「誰が・何をして・どうなった?」を深く考えられるのだ(表の「質問1」~「質問5」は本書227ページに対応)。

P228
P229

 各項目を一つずつ解説していくが、先にアウトプットのイメージを具体例で示す。こちらは我々の講座で提出された「PMMサーチシート」で、実際に展開されているサービスだ。

P230
P231
P232

詳しく書きすぎるな

 具体的な記入の仕方だが、まず、ついやってしまいがちな注意事項がある。それは、「詳しく書きすぎない」ことだ。

 本書で紹介したアメリカの「デモグラフィックデータ」や「サイコグラフィックデータ」は、とことん細かく書き出すアプローチだが、「PMMサーチシート」はダイレクトにターゲットの悩みにアプローチするので、表現が長すぎると、かえってポイントが絞れなくなる

 典型的なのは(6)-17「ズバリどんな商品か(質問1)」のところ。「ズバリ」と言っているのに、次のようなNG事例だとまったくそうなっていない

P232下

最小限に削ぎ落としズバリ表現

 大事なのは最小限に削ぎ落とし、ズバリ表現することだ。

 削ぎ落とすと、OK事例のようにコンパクトに表現できる。

 これ以外も、「PMMサーチシート」の全項目は極力シンプルに表現するように心がけよう。

PS.1.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。

(この動画は予告なく終了することがあります)

PS.2.本書の巻頭・巻末には、あなたの売上を劇的に上げる4つの最強の武器…【PMMサーチシート】【PMMセルフチェックシート】【「BTRNUTSS」見出しチェッカー】【PASBECONAテンプレート】を書籍初公開しました。
 そしてこのたび、【広告評価プログラム】について特許を取得しました。

 これら4つの武器は、四半世紀の叡智を凝縮したもので、即効性と再現性が担保されています。

「ズバリ!」と言っているのに表現が長すぎる人に共通する特徴ワースト1

(本原稿は、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)