この本は100万円以上の価値がある!」東証プライム上場社長で現役マーケッターである「北の達人コーポレーション」木下勝寿社長が絶賛。大きな話題となっている一冊の本がある。それが、コピーライティングの第一人者である神田昌典氏が25年の集大成『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』だ。スマホ時代に完全対応し、従来のコピーライティング書の常識を凌駕する本書のポイントを抜粋して紹介する。

顧客Photo: Adobe Stock

価値観の合わない人を集めてしまう人の特徴とは?

 ビジネスをやっていると、必ず出くわすのが、頑張っているのになぜか価値観の合わない人を集めてしまう人だ。

 なぜか価値観の合わない人を集めてしまう人には、どんな特徴があるか。

 我々が開発した「PMMサーチシート」がそのヒントになる。

 今回は、「PMMサーチシート」詳細について紹介しよう。

PMMサーチシート」は、(1)商品名から(9)まとめまで、全部で9カテゴリー、23項目ある。

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 今回から少しずつ紹介していこう。

(1)-1「商品名」

 売る対象となる商品・サービスを一つだけ書く。なぜ一つなのか?

 それは、商品・サービスが違えば、ターゲットとベネフィットが違うからだ。

 もし、一つにまとめられると感じる場合は、「誰が・何をして・どうなった?」がクリアにイメージできていないと考えるべきだ。

 次の例を見てみよう。

 誰が:健康に不安のある人が
 何をして:サプリを飲んで
 どうなった?:毎日元気にすごせるようになった

 このケースでは、ひざの痛みに効くサプリと、眼精疲労に効くサプリではターゲットも違うし、悩みも違う。ターゲットと悩みが違えば、ベネフィットも違う。

 本書173ページのターゲット設定でも触れたが、コピーライティングではターゲットを絞ることが重要。絞ることで、メッセージが尖り、顧客の心に刺さるようになる。

 商品・サービスを一つだけシンプルに書くとわかれば、簡単だ。

 商品・サービスの名称が決まっていない場合は、現時点のベストか仮置きでOK。全プロセスを踏まえ、ふさわしいネーミングを考えよう。

 ちなみに、商品・サービスの名称は、それだけで、どんなものかイメージできるほうが有利だ。

 事例の場合は、「ワンちゃん出張シャンプー」と記入する。

(2)-2「理想の顧客」

 なぜ、理想の顧客をイメージするのか?

 私、神田の経験から、買ってくれれば誰でもいいというスタンスだと、価値観の合わない顧客を集めてしまう。

 自分の価値観に合わない顧客に売ると、後でクレームになったり、返金を要求されたり、手間がかかる。そして結局はあまり儲けにつながらない。

 だから、理想の顧客をイメージし、価値観を共有できる顧客に売るほうが、売り手にとっても買い手にとってもハッピーだ。

 理想の顧客をイメージするには、まず既存客の中で、あなたの会社、商品・サービスに熱狂的な顧客がいて、あなたから見ても理想的な顧客なら、その人を入れてみよう。

「5つの質問」の「質問2 頭を下げて嘆願してくるお客」がここに入る場合もある。

 ただ、頭を下げて売ってくれという顧客や、熱狂的に支持してくれる顧客でも、あなたから見て「ちょっと勘弁してほしい」と思うケースもあるだろう。

 熱狂的な顧客はいるが、あなたの理想と少し違うケースや、熱狂的な顧客が思い浮かばないときは、こんな人が理想という顧客像を入れる。ここは、長くなりすぎないよう注意しつつ、具体的に入れよう。

 単に「お金持ちの人」というより、

大手企業を定年退職し、3000万円以上の退職金をもらって使い道を考えている人

土地を複数所有していて、不動産収入で生計を立てている人

 などと書いてみるとイメージが湧きやすい。

「ワンちゃん出張シャンプー」の事例のケースは、「愛犬を大切に思い、定期的なケアの大切さを理解し、毎月利用してくれる人」だ。

 ここには、あなたが今売ろうとしている顧客像を入れよう。

 具体的な人が思い浮かばなくても、「PMMサーチシート」の5項目に対し、イメージを入れればいいのだ。

PS.1.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。

(この動画は予告なく終了することがあります)

PS.2.本書の巻頭・巻末には、あなたの売上を劇的に上げる4つの最強の武器…【PMMサーチシート】【PMMセルフチェックシート】【「BTRNUTSS」見出しチェッカー】【PASBECONAテンプレート】を書籍初公開しました。
 そしてこのたび、【広告評価プログラム】について特許を取得しました。

 これら4つの武器は、四半世紀の叡智を凝縮したもので、即効性と再現性が担保されています。

価値観の合わないお客を集めすぎてしまう人の特徴ワースト1

(本原稿は、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)