20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑！』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑！2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。（本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑！2024』をもとにしています）
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こぢんまりとしたキャンパスのアットホームな安心感
西武池袋線江古田駅から徒歩約6分。昭和のムードが残る個人商店が並ぶ商店街を抜けると、うっそうとした樹木で覆われたキャンパスがある。けっして広くはないが、全学部で4000人台という少ない学生数のせいか、詰め込まれている雰囲気はなく、「移動がラクでいい」との声が多い。「歩いていると友達にすぐ会える」（学部生）と、小さくアットホームなキャンパスは好評だ。
武蔵学園創立100周年にあわせて、2022年には大学11号館を新設。地下1階地上5階建てで、グループスタディエリアや生協、オープンカフェのような楠テラスなどが入っている。学生憩いの場は、大ケヤキのある中庭とIT校舎8号館にある空中庭園なども。10号館は、課外活動の場となっており、トレーニングマシーンやダンス練習用のホール・部室が設置されている。
また、7号館の地下1階には、温水プールまである。キャンパス内で、隣接する武蔵高校で飼育されているヤギの姿を見かけることも。埼玉県朝霞市に総合グラウンドがあるが、ほとんど運動部専用。江古田キャンパスからはスクールバスも往復運行している。
2号館の学食は賑わってはいるが評判はさほど良くなく、江古田の商店街に繰り出し、ラーメンなどで腹を満たす学生も。飲食店の多い江古田の街に愛着を持つ学生は多い。小規模な飲み会は駅周辺、少し大きい新歓コンパなどは池袋で行われる。
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