会計本を読んでも、
Ｂ／Ｓが読めない理由

Ｂ／Ｓがわかりにくい原因は、
これだ！

 その証拠に、試算表のＢ／Ｓは、世の会計本で見るＢ／Ｓとはまったく違った形式をしています。皆さまに馴染み深いのは、下の図の左のものではないでしょうか。

 左側に、会社の「資産」があり、右側に、会社の「負債」と「純資産」があるものです。「貸借対照表」という名前の通り、左右が一致するようになっています。

 ところが、毎月のＢ／Ｓはこのようなわかりやすい形をしておりません。「資産」「負債」「純資産」の順で、上下に並んでいます。これが、Ｂ／Ｓの理解を難しくしている最大の原因であり、世の会計本を読んでも、Ｂ／Ｓがわからない理由でもあります。