吹田キャンパス
理系学生の大半が2年次から通うキャンパスで綺麗に整備されているが、建物のほとんどは研究施設だ。一応グラウンドなどもあるが、サークル活動の基盤は非常に乏しい。“パルテノン神殿”と呼ばれる生命科学図書館は、医学・歯学・薬学分野では国内最大級の蔵書を持つ。ただ、「広すぎて、人がまばらで、他学部との交流がないので寂しい」(工学部生)。移動のためにバイクを持っている学生も多い。
箕面新キャンパス
大阪外国語大学の伝統を受け継いだ外国語学部の学生が2年次以降学んでいた箕面キャンパスは、2021年4月に移転。箕面新キャンパスは最新の設備を備えた10階建ての建物で、教室や研究室をはじめ、事務室、食道、購買部などの機能がまとまっている。図書館やホールなどは箕面市との効率的な共同利用を図り、国際色豊かな大学行事等を市民に開放することで「世界と市民を結ぶキャンパス」をめざしている。
ただ、駅前キャンパスになるはずが、北大阪急行電鉄の延伸が当初の予定より遅れ、2023年の「箕面船場阪大前駅」開業までは大阪モノレール千里中央駅からのバスを利用するか、千里中央駅から約25分歩くことになる。