7月5日のサービス開始から、わずか5日間で登録者が1億人を突破したThreads(スレッズ)。これほどまでに利用者を集めた理由は? また、ツイッターとの違いはなんだろうか。(フリーライター 鎌田和歌)
スレッズが爆速でユーザー獲得
ツイッターの閉塞感にうんざりしていた人のオアシスとなるのか。それとも、あっという間にブームが終焉してしまった音声SNS「Clubhouse」の二の舞いとなるのか。ユーザーたちの多くは、Threads(以下、スレッズ)の今後について、まだ見極めかねているところだろう。
InstagramとFacebookを運営する米・メタ社がテキストベースのSNSメディア「スレッズ」の提供を開始したのが7月5日(日本時間6日)。開始から7時間で利用者が1000万人を超えたことが伝わり、その後も加速度的に伸び続けた。
なお、5000万人の利用者を獲得するまでに各サービスがかかった時間はYouTubeで4年、ツイッターが2年といわれ、スレッズの伸びがいかに爆発的かがわかる。
ツイッターとよく似たテキスト共有アプリにもかかわらず、なぜこんなに人気なのか。