ジョー・バイデン米大統領は13日、ロシアで拘束されているウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者の釈放に向け、政府としてロシアに圧力をかけ続けていると述べた。また、囚人交換にも前向きだとした。バイデン氏はフィンランドの首都ヘルシンキでの会見でゲルシコビッチ氏に関する政府の取り組みについて質問を受けると、「ロシアなどで不法に拘束されている米国民を解放するために全力を尽くすことに真剣であり、そのプロセスは進行中だ」と答えた。一方、ゲルシコビッチ氏のきょうだいであるダニエル・ゲルシコビッチさんは、米首都ワシントンのナショナル・プレス・クラブで開かれたメディア向けイベントに初めて出席し、不当に拘束されている全ての米国民の帰国を求めた。