暗号資産(仮想通貨)交換業最大手バイナンスが大規模な人員削減を進めている。同社は米国内外で当局の調査や締め付けに直面しており、事業が大打撃を被る可能性がある。  関係者によれば、バイナンスはこのところ1000人余りを解雇。リストラはまだ続行しており、最終的に従業員の3分の1超が削減される可能性がある。  複数の元従業員の話では、今週も追加の人員削減が実施された。特にカスタマーサービス部門が対象になった。インドでカスタマーサービス担当者が三十数人削減されるなど、世界的に実施している。