ロバート・ケネディ・ジュニア氏は、小児用ワクチンと自閉症には関連性があり、伯父のジョン・F・ケネディ元大統領は中央情報局(CIA)に殺害されたと語っている。Wi-Fiにさらされるとがんになる可能性があるとも訴えている。だがハイテク業界の一部の著名人は、同氏の米大統領選の指名候補争いへの出馬を称賛している。シリコンバレーは「あまのじゃく」が大好きだ。2016年と20年の大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏がハイテク界の一部の重鎮に支持されたのも、そのためだ。今回ハイテク界で反主流派の話題を集めているのが、民主党のケネディ氏である。ツイッターの共同創設者ジャック・ドーシー氏は先日、ジョー・バイデン大統領の対抗馬として民主党の指名候補争いに名乗りを上げたケネディ氏への支持を表明した。同氏を後押ししているハイテク界の有力者は、少数だが他にもいる。「SPAC王」の異名を取るチャマス・パリハピティヤ氏や、ペイパルの創業者でイーロン・マスク氏の信頼できる相談相手でもあるデービッド・サックス氏などだ。現在は閉鎖されているファイル共有サイト「ライムワイヤー」の創設者マーク・ゴートン氏は、ケネディ氏を支援するPAC(政治活動委員会)を立ち上げている。
ケネディ氏、シリコンバレー有力者が支持する理由
米大統領選民主党指名争い、ツイッター共同創設者ドーシー氏らがJFKのおいを支持
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