暗号資産(仮想通貨)関連メディア、米コインデスクの買収に向けた投資家連合の交渉が大詰めを迎えている。複数の関係者によると、この投資家グループを主導しているのは、暗号資産と次世代の分散型インターネットに特化するプライベートエクイティ(PE)会社タリー・キャピタルのマシュー・ロスザック氏と、ベンチャーキャピタル(VC)でファミリーオフィス(資産家一族の資産を管理する非上場の運用会社)であるキャピタル6のピーター・ベセネス氏。コインデスクの企業価値(EV)は約1億2500万ドル(約180億円)と評価される見込みだ。向こう数週間で正式な合意が成立する見通し。取引の一環として、コインデスクを傘下に擁するデジタル・カレンシー・グループ(DCG)は、コインデスクの一部株式を保持するとみられる。コインデスクの現経営陣も続投する見込みだ。
コインデスク買収交渉が大詰め、180億円規模
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