コンビニには生鮮食品、屋外に自販機…
日本の素晴らしさを体感

 日本滞在中には、日本という国の素晴らしさも数多く体験することができました。特に感銘を受けたのは、コンビニエンスストア、自動販売機、それから交通システムです。

 まず驚いたのが、コンビニエンスストアで生鮮食品をたくさん販売していること。

 アメリカにも「セブン-イレブン」はありますが、日本の「セブン-イレブン」とは全く別物です。アメリカでコンビニエンスストアといえば、包装商品を売っている店を意味します。生鮮食品を販売していることはほとんどありません。私は滞在中、日本のコンビニのおにぎりのとりこになりましたが、アメリカ人の友人に「コンビニのおにぎりがものすごくおいしかった」といっても、絶対に信じてもらえないと思います。

 それから、あらゆる所に自動販売機が置いてあることにもびっくりしました。

 ラーメン店にも自動販売機、公園にも道端にも自動販売機。アメリカではセキュリティーの観点から自動販売機は屋内に置かれていて、屋外で見ることはほとんどありません。屋外に自動販売機を置いても大丈夫なほど日本は安全な国なのかと感心しましたし、どのように自動販売機のセキュリティーを管理しているのか、興味を持ちました。

 また日本では、災害などの緊急時に、飲料を誰でも簡単に無料で取り出すことができる自動販売機も設置されていると聞き、何て素晴らしいシステムなのかと思いました。

 交通システムの卓越性は言うまでもありません。アメリカの電車とは違って、日本の電車はどれも時間通りに来ます。どうすればこんなふうに計画通り、時間通りに運行できるのだろうか、とただただ驚くばかりでした。