平和団体を自称するグループの連合が今週、ワシントンで「朝鮮戦争終結のための国家総動員」を計画している。その中で、会議や集会、米議会上下両院の議員への陳情を目的とした会合が開かれる。一部の議員は既に賛同している。ブラッド・シャーマン下院議員がまとめた「朝鮮半島の平和法案」は33人の共同提案者を集めた。こうした取り組みはごまかしだ。総動員と平和法案はいずれも、無条件の平和協定に米国が署名するよう求めている北朝鮮の主張を宣伝するものだ。北朝鮮寄りの団体は、同国政府が使う米国の「敵視政策」という決まり文句をオウムのようにただ繰り返している。その内容は、朝鮮半島の緊張が米韓合同軍事演習や米軍の韓国駐留、米国による経済制裁に起因するというものだ。
【寄稿】偽りの朝鮮半島「平和」運動
主催者が望むのはハワイ含む太平洋からの米軍撤退
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