この本は100万円以上の価値がある!」東証プライム上場社長で現役マーケッターである「北の達人コーポレーション」木下勝寿社長が絶賛。大きな話題となっている一冊の本がある。それが、コピーライティングの第一人者である神田昌典氏が25年の集大成『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』だ。スマホ時代に完全対応し、従来のコピーライティング書の常識を凌駕する本書のポイントを抜粋して紹介する。

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「5つの質問」の
「質問5」が効果的な理由

 今回は“顧客のためらい”を、先んじて対応しておくと成約率を高められるという話をしたい。

 この連載では、コピーライティング技術のキモ中のキモ【PMMサーチシート】について、ここまで「(7)ベネフィット」まで紹介した。

 今回は「(8)顧客のためらい」だ。

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 (1)~(7)で基本的な情報は埋まったが、ここまでの情報を踏まえ、顧客が「その商品・サービスの購入をためらうとしたら、どんな点か?」を考える。

  どこで迷うか? どんな点に疑いを持つか?

 「価格が高い」「本当に効果があるのか」「この会社は信用できるのか」など、もしここで迷いや疑いがないなら、飛ぶように売れるはず。

  でも、実際にそうならないなら、なんらかの迷いや疑いがある可能性が高い。

  これを考えるには、本書で紹介した「5つの質問」の「質問5」が効果的だ。

【9割の人が知らない技術】「顧客のためらい」を書くと、成約率が劇的アップする理由

 この「質問5」を考えると、ビフォー・アフター(本書140ページ)など、顧客の声以外で「20.機能する証拠・根拠」が見つかることもある。

“顧客のためらい”と成約率の関係

 ここで出てくる“顧客のためらい”を、LPの中で先んじて対応しておくと成約率を高められる

 価格が高いために購入をためらうのが予想されるなら、顧客が感じる価格の価値(=知覚価値)を高める部分をしっかり説明する。効果について疑いがあるなら、証拠・根拠を充実させておく。

 LPの中で、顧客が感じる購入へのためらいに前もって対処しておくのだ。

 次の事例は、当社のデジタルマーケティング講座のLPで、価格についてのためらいを払拭するよう、しっかり説明したものだ。

【9割の人が知らない技術】「顧客のためらい」を書くと、成約率が劇的アップする理由

PS.1.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。

(この動画は予告なく終了することがあります)

PS.2.本書の巻頭・巻末には、あなたの売上を劇的に上げる4つの最強の武器…【PMMサーチシート】【PMMセルフチェックシート】【「BTRNUTSS」見出しチェッカー】【PASBECONAテンプレート】を書籍初公開しました。
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 これら4つの武器は、四半世紀の叡智を凝縮したもので、即効性と再現性が担保されています。

【9割の人が知らない技術】「顧客のためらい」を書くと、成約率が劇的アップする理由

(本原稿は、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)