米アップルが3日発表した4-6月期(第3四半期、7月1日まで)決算は、3四半期連続の減収に沈んだ。2016年以来最も長期にわたる販売低迷に陥っている。売上高は前年同期比1.4%減の818億ドル。ファクトセットがまとめたアナリスト予想の888億ドルに届かなかった。純利益は2.3%増の199億ドルで、アナリスト予想の188億ドルを上回った。注目が集まるスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の売上高は2.4%減の397億ドルで、アナリスト予想の402億ドルを下回った。サービス事業の売上高は210億ドルと過去最高を記録。音楽・テレビ番組配信のサブスクリプション(定額課金)サービス加入者数が10億人を突破したほか、アップストアで購入可能なソフトウエアの売り上げも好調だった。