米アマゾン・ドット・コムが3日発表した4-6月期(第2四半期)決算はここ1年半で最も高い利益を上げた。中核のオンライン小売事業の回復や数カ月にわたるコスト削減がけん引した。純損益は前年同期の赤字から67億5000万ドルの黒字に転換し、利益は市場予想の2倍近くに達した。売上高は11%増の1344億ドルで、これも予想を上回った。同社の利益の大部分を占めるクラウドサービス部門「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」の売上高は、1-3月期に過去最低のペースとなった後も鈍化が続いている。アマゾンが示した7-9月期の売上高見通しレンジは、おおむね市場予想を上回った。こうしたことから同社株は時間外で上昇し、終値比8.5%高近辺をつけている。
アマゾンの利益、予想を大幅に上回る 4-6月期
オンライン小売事業が改善
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