投資会社の間で10億ドル(約1400億円)規模のヘッジファンド立ち上げを目指す動きが広がっている。「10億ドルクラブ」入りを狙っているのはソロス・ファンド・マネジメントの元パートナー、ニック・ラスター氏のライコス・グローバル、TGSマネジメント出身のジョセフ・チョイ氏が創設したJCAP、ブラックストーンの元幹部2人が旗揚げしたルミナークス(LuminArx)・キャピタル・マネジメント、株式投資が中心のオビオン・キャピタル・マネジメントなどだ。複数の関係者が明らかにした。シタデルとブラックロックの元幹部が立ち上げたフリーストーン・グローブ・パートナーズは目標調達額が最高40億ドルで、今年最大の新ファンドになる可能性がある。来年はミレニアム・マネジメントの共同CIO(最高投資責任者)を務めたボビー・ジャイン氏がさらに大規模なファンドをデビューさせる見通しだ。
ヘッジファンド界の「10億ドルクラブ」、仲間入り続出か
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