ビクトリア・ビロドーさん(23)はフリーランスのデジタルマーケターへの転身を決めた。ワークライフバランス(仕事と生活の調和)を重視してのことだと考える人もいるだろうが、本人にとって新しい仕事は「レイジー・ガール・ジョブ(怠け者女子の仕事)」だ。  以前は環境技術者として1日10時間働いていた。低レベルの放射性の泥の除去を支援する仕事で、時給は26ドル(約3700円)だった。今はメークやスキンケアの製品をインターネット上で宣伝する仕事で、1日の労働時間は約3時間。収入は減ったが、たっぷりある自由時間を使って運動したり、瞑想(めいそう)したり、2匹の飼い猫と遊んだりしている。