ロシアと中国の海軍の艦船が先週、アラスカ州沿岸付近を航行した。米国の専門家らによると、これほど大規模な船団が米海岸に接近したのは初めてとみられる。米当局によると、ロシアと中国の艦船11隻がアリューシャン列島の近くを航行した。米国の領海に侵入することはなく、その後離れた。米駆逐艦4隻とP-8哨戒機「ポセイドン」が追跡した。ヘリテージ財団のシニア特別研究員で元海軍大佐のブレント・サドラー氏は「これは歴史上初めてのことだ」とし、「ウクライナでの戦争や台湾を巡る緊張を考えると、今回の動きは非常に挑発的だ」と述べた。米北方軍の報道官は、ロシアと中国の海軍が合同でアラスカ州近辺を巡回していたことは事実だと認めたが、艦船の数や正確な位置は明らかにしなかった。
ロシアと中国の艦船、アラスカ沖を航行 過去最大規模
有料会員限定
あなたにおすすめ