リアリティー番組のパーソナリティーで起業家のキム・カーダシアン氏は、自身のプライベートエクイティ(PE)投資会社「SKKYパートナーズ」のシニアアドバイザーに米アップルの小売り責任者や英高級ブランド、バーバリーの最高経営責任者(CEO)を務めたアンジェラ・アーレンツ氏を起用した。アーレンツ氏はアップルで小売り事業の拡大を主導した。また、同氏の指揮下でバーバリーの売上高は3倍余りに伸び、株価は4倍になった。カーダシアン氏は昨夏、PE大手カーライル・グループのコンシューマー事業責任者を長年務めたジェイ・サモンズ氏と共にSKKYを立ち上げた。SKKYは消費財やメディアへの投資を主軸とする予定だが、まだ初回投資を実施していない。カーダシアン氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に、SKKYが投資対象を「素晴らしい成長性があると考えられるブランド群に絞った」と語った。一部のブランドは自身も使っていると言い添えた。
カーダシアン氏の投資会社、アドバイザーにアップル元幹部
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