【1階】バッグ売上は前年比大幅増!
“伊勢丹の顔”強化で集客力アップ

 1階は伊勢丹新宿本店の顔です。化粧品、アクセサリー、サングラスやハンカチなどの婦人雑貨、そして今回のリモデルで大幅拡大となったハンドバッグなどが揃っています。

①化粧品にヘアケアゾーンも誕生

 日本初上陸の「メゾン フランシス クルジャン」など4ブランドを加えて世界中から集めた約50ブランドを展開。またヘアケアゾーンを新たに付加するなど、新しい美への取り組みを強化しています。

②アクセサリーも”体験”

 世界一流のジュエラーから定番ブランドまでの約75ブランドが揃う世界最高レベルの品揃えが売りです。中には人気ブランドのデザイナーや職人に教えてもらいながら、アクセサリー作りを体験できる「伊勢丹アクセ部」のスペースなども設けられています。アクセサリーにも手作り体験が必要な時代です。

ハンドバック売り場。既存ブランドの枠を超えた売場展開となっている

③バッグ売場の強化

 ハンドバッグ売場では、既存ブランドの枠を超えて、顧客の買いやすさを優先した売場展開となっています。

 本物の価値を提案する「エターナル」、旬のデザイナーブランドを拡充した「モード」、用途やオケージョンに対応した「リアル」とゾーンを大きく3つに分け、約60ブランドを展開し、革小物も充実させた売場へと改革しています。

 このように伊勢丹新宿本店1階はこれまで以上に、購買頻度の高いアイテムを中心に、さらに雑貨の品揃えを強化しています。リモデル前の売場も化粧品と靴、アクセサリー売場が中心となって圧倒的な集客力を実現していましたが、今回のリモデルではさらにそれが強化されたような印象を受けます。

 結果としてハンドバッグ売場は前年を大きく上回る実績であり、特にハンドバッグゾーンの中央に設けたプロモーションスペースがお客さんから大変な人気になっているようです。

 プロモーションスペースでは、現在はラグジュアリーブランドを展開、その前はメイドインジャパンの新ブランド「バルコスJライン」を紹介するなど、常に新しい提案をここから発信しようという意気込みが見られます。商品内容も今までの中心だった「定番」(実需型・機能性MD)だけでなくグレードの高い商品を拡大させ、日本でも有数の総合的な婦人雑貨の品揃えになっています。

 また、試着室やコーディネート用テーブルを充実させたことでアイテム横断型のコーディネート提案をしている点も見逃せない重要な試みです。このような取り組みもコトを提案しようという表れです。